ダリル・ホール&ジョン・オーツ『プライベート・アイズ』

Daryl Hall & John Oates『Private Eyes』

満員のディスコで流れたホール&オーツの「プライベート・アイズ」は、ハンドクラップで予想外に盛り上がりました。80年代にポップ・スターになった彼らを象徴する大ヒット曲です。

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70年代のブルー・アイド・ソウルから80年代のポップ・スターへ

六本木だったか新宿だったかもう忘れてしまいましたが、会社の同僚とディスコに行ったら超満員だし大音量で会話もできないし、もう帰ろうかと思っていたところに当時ヒットしていたホール&オーツの「プライベート・アイズ」が流れてきました。

周囲の客も盛り上がって、サビの ♪Private eyes の後にハンドクラップを1回、They're watching you の後に2回というのが凄く気持ち良かったんです。案外こういう曲がディスコに合うんだという新鮮な発見で、思わぬ収穫でした。

ホール&オーツはポップに振り切ったこの曲で全米チャート1位を獲得。前年のアルバム『モダン・ヴォイス』から「キッス・オン・マイ・リスト」「ユー・メイク・マイ・ドリームス」とヒットを連発して波に乗っていた彼らは絶好調でした。

この頃はポップ・デュオとして人気だったわけですが、元々同じ大学に通っていた彼らが一緒に音楽をやるようになったのは60年代の末だそうです。77年に「リッチ・ガール」が大ヒット、79年の「ウェイト・フォー・ミー」もいい曲でしたが、全米クラスの大スターになったのは80年代に入ってからで、「プライベート・アイズ」の頃はかなりのベテランだったんですね。

70年代にブルー・アイド・ソウルと呼ばれたホール&オーツの売り物と言えば、ダリル・ホールのソウルフルなボーカルだと思うのですが、時代が進むに連れ彼らのポップなセンスが明らかになっていく過程も面白いですね。ギターとコーラスでダリル・ホールを支えるジョン・オーツは、音楽的なパートナーとして欠かせない存在だったのだろうと思います。

楽曲の基本情報

収録アルバム & リリース (Album & Release)

■ 収録アルバム: Private Eyes(プライベート・アイズ)

■ リリース年度: シングル:1981年8月(米国)/1981年9月(英国)/アルバム:1981年9月

■ レコード会社: RCA Records(RCAレコード)

【クレジット】 (Credits)

  • 作詞・作曲: ダリル・ホール(Daryl Hall)/サラ・アレン(Sara Allen)/ジャナ・アレン(Janna Allen)/ウォーレン・パッシュ(Warren Pash)
  • プロデューサー: ダリル・ホール(Daryl Hall)/ジョン・オーツ(John Oates)
  • 共同プロデューサー: ニール・カーノン(Neil Kernon)
  • アレンジャー: 不明
  • エンジニア: ニール・カーノン(Neil Kernon)
  • アシスタント・エンジニア: ブルース・ブッフホルター(Bruce Buchalter)

【パーソネル】 (Personnel)

  • ダリル・ホール(Daryl Hall): リード・ボーカル、バック・ボーカル、キーボード
  • ジョン・オーツ(John Oates): ギター、バック・ボーカル
  • G.E.スミス(G.E. Smith): リード・ギター
  • ジョン・シーグラー(John Siegler): ベース
  • ラリー・ファスト(Larry Fast): シンセサイザー
  • ミッキー・カリー(Mickey Curry): ドラムス

【シングルチャート】 (Single Charts)

  • 全米ビルボード・ホット100(Billboard Hot 100):最高 1位(1981年)
  • 全英シングルチャート(Official Singles Chart):最高 32位(1981年)

※Spotifyプレイヤーの再生ボタンを押すと試聴できます(ログインしていない場合は30秒のプレビューとなります)。音量はお使いの端末で調整してください。

▼ Daryl Hall & John Oates - Private Eyes (Official HD Video)


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