イエス『ロンリー・ハート』
YES『Owner of a Lonely Heart』
70年代プログレッシブ・ロックの雄、イエスが80年代に大きく変貌。メンバーも変わりサウンドも一新した新生イエスが放った「ロンリー・ハート」は、初の全米No.1ヒットとなりました。
※このブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。イエス新世紀を象徴する「ロンリー・ハート」の鋭いギターと電子音
プログレッシブ・ロックはシングルよりもアルバムを通して聴いて楽しむのが当たり前で、70年代に多くの名盤を残したイエスも、『こわれもの』に収録された「ラウンドアバウト」でさえチャート1位を獲得することはありませんでした。
ファンもレコード会社も、ひょっとしたら彼ら自身もシングルヒットなど期待していなかったのかもしれませんが、80年代に入ってついに全米1位を獲得した「ロンリー・ハート」は、イエス最大のヒット曲になりました。
ギターのスティーヴ・ハウやドラムのビル・ブルーフォード、キーボードのリック・ウェイクマンが抜け、新たなメンバーが加入したイエスのアルバム『90125』は1曲目の「ロンリー・ハート」から何か違うな、と思わせてくれる仕上がりです。
トレヴァー・ラビンのギターのリフはタイトで鋭く、何らかの加工が施してあるのが分かるのですが、この音がまずカッコいいんです。更にボーカルが入る直前に鳴る短い電子音のようなフレーズ、ここまでで充分イエス新世紀のプログレッシブ・ロックを感じることができます。
耳新しい音を使いつつも全体の構成は複雑にせず4分半の長さに抑えたのは、サウンドプロダクトに関わったプロデューサーのトレヴァー・ホーンの手腕もあるのでしょう。ジョン・アンダーソンの独特なハイトーンボーカルは相変わらずですが、彼の声を聴くと、ああ、やっぱりイエスだなと思います。
楽曲の基本情報
収録アルバム & リリース (Album & Release)
■ 収録アルバム:90125(ロンリー・ハート)
■ リリース年度: アルバム:1983年11月/シングル:1983年10月
■ レコード会社: Atco Records(アトコ・レコード:米国)
【クレジット】 (Credits)
- 作詞・作曲: トレヴァー・ラビン(Trevor Rabin)/ジョン・アンダーソン(Jon Anderson)/クリス・スクワイア(Chris Squire)/トレヴァー・ホーン(Trevor Horn)
- プロデューサー: トレヴァー・ホーン(Trevor Horn)
- アレンジャー: 公式クレジットなし
- エンジニア: ゲイリー・ランガン(Gary Langan)/ジュリアン・メンデルソン(Julian Mendelson)/スチュアート・ブルース(Stuart Bruce)/キース・フィニー(Keith Finney:アシスタント・エンジニア)
【パーソネル】 (Personnel)
- ジョン・アンダーソン(Jon Anderson): リード・ボーカル、バックボーカル
- トレヴァー・ラビン(Trevor Rabin): エレクトリック・ギター、シンセサイザー、Fairlight CMI、バックボーカル
- クリス・スクワイア(Chris Squire): ベース、バックボーカル
- アラン・ホワイト(Alan White): ドラムス、Fairlight CMI
- トニー・ケイ(Tony Kaye): エレクトリック・ピアノ
- トレヴァー・ホーン(Trevor Horn): Fairlight CMI
- J・J・ジェチァリック(J. J. Jeczalik): Fairlight CMI プログラミング
- ※Fairlight CMI(Computer Musical Instrument) = デジタル・サンプラー/コンピューター音楽ワークステーション
【シングルチャート】 (Single Charts)
- 全米ビルボード・ホット100(Billboard Hot 100):最高 1位
- 全英シングルチャート(UK Singles Chart):最高 28位
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▼YES - Owner of a Lonely Heart (Official Music Video)
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