ザ・ローリング・ストーンズ『ウェイティング・オン・ア・フレンド』
The Rolling Stones『Waiting on a Friend』
強烈なビジュアルのアルバムの最後を飾った曲は、ロック界の大物ローリング・ストーンズとジャズ界の巨人ソニー・ロリンズという異色の組み合わせが斬新なバラードでした。
※このブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。ローリング・ストーンズとソニー・ロリンズ奇跡のコラボ
レコード店で棚に飾ってあれば遠くからでも目立つ強烈なジャケットは、グラフィック・デザイナーのピーター・コリストンの作品で、この人はストーンズの『エモーショナル・レスキュー』や『アンダーカバー』、ツェッペリンの『フィジカル・グラフィティ』のデザインも担当しています。
思わず『刺青の男』を買ってしまって一番気に入ったのは、A面1曲目のキャッチーな「スタート・ミー・アップ」よりも、テナーサックスが印象的なB面最後の曲「ウェイティング・オン・ア・フレンド」でした。
ソニー・ロリンズについては名盤の誉れも高い『サキソフォン・コロッサス』を買ってみたものの、当時の自分にはあまりピンと来なかったのですが、この曲のサックスはハートにグッと来るものがありました。ミック・ジャガーが熱望してこの曲に参加することになった彼は、即興であのメロディーを吹いたのだそうです。
もうひとつこの曲を引き立てているのは、ニッキー・ホプキンスが弾く美しいピアノです。数多くのミュージシャンに絶賛されたロック史に残るセッションマンが弾くピアノと、エコーの効いたギターのリフ、そして後半に入るテナーサックス。ミック・ジャガーのダミ声もだんだん心地良く聞こえてくるから不思議です。
「ウェイティング・オン・ア・フレンド」は、アコースティック・ギターが印象的だった70年代の「悲しみのアンジー」と並ぶストーンズバラードの傑作だと思います。
楽曲の基本情報
収録アルバム & リリース (Album & Release)
■ 収録アルバム: Tattoo You(刺青の男)
■ リリース年度: 1981年
【クレジット】 (Credits)
- 作詞・作曲: ミック・ジャガー(Mick Jagger) / キース・リチャーズ(Keith Richards: コード進行、ギターリフ)
- プロデューサー: グリマー・ツインズ(The Glimmer Twins)
- アレンジャー: ザ・ローリング・ストーンズ
- レコーディング・エンジニア: クリス・キムジー(Chris Kimsey)
- ミキシング・エンジニア: ボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)
【パーソネル】 (Personnel)
- ミック・ジャガー(Mick Jagger): リード・ボーカル、バッキング・ボーカル
- キース・リチャーズ(Keith Richards): エレクトリック・ギター、バッキング・ボーカル
- ミック・テイラー(Mick Taylor): アコースティック・ギター
- ビル・ワイマン(Bill Wyman): ベース
- チャーリー・ワッツ(Charlie Watts): ドラムス
- ニッキー・ホプキンス(Nicky Hopkins): ピアノ
- ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins): テナー・サックス
- マイケル・カラベロ(Michael Carabello): パーカッション(ギロ、クラベス、コンガ、カバサ)
【シングルチャート】 (Single Charts)
- 全米ビルボード・ホット100(Billboard Hot 100): 最高 13位
- 全英シングルチャート(UK Singles Chart): 最高 50位
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