スコーピオンズ『ロック・ユー・ライク・ア・ハリケーン』

Scorpions『Rock You Like a Hurricane』

Love at first sight(一目惚れ)ならぬLove at first stingは、まさにサソリの一撃。スコーピオンズの飛び切りカッコいいハードロックナンバーは80年代洋楽ロックの傑作です。

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バンドのエンジン、ルドルフ・シェンカーが刻むヘヴィーなリフ

官能的なモノクロのジャケットは、ドイツ生まれの著名なファッション写真家ヘルムート・ニュートンの作品です。革の上下にブーツの男性が、セクシーな女性の太ももに蠍のタトゥーを刻もうとしているという、けしからんシーンですね。白黒のコントラストが強烈で、女性には余裕を感じます。

前作『ブラックアウト』が気に入って、リリース後すぐに買った洒落たタイトルの『ラヴ・アット・ファースト・スティング』に入っていたのが「ロック・ユー・ライク・ア・ハリケーン」で、この曲はとにかくカッコ良かった。

空から鋭く舞い降りてくるようなイントロのギターに痺れる1曲目の「バッド・ボーイズ・ランニング・ワイルド」に続いて、あのリズムギターのヘヴィーなリフが始まると、もうこのレコード買って良かったと思ってしまいました。

ルドルフ・シェンカーが弾くリフはバンドのエンジンみたいなもので、この人には耳に残るリフやメロディーを生み出す才能があるだけでなく、気合いのようなものを感じます。天才ギター少年マイケル・シェンカーとギター仙人ウルリッヒ・ロートが70年代にバンドを去り、それでも80年代に2作続けてアルバムが大ヒットしてスコーピオンズは世界的にブレイクしました。

ハートに響くヘヴィーなリフを刻み続けるルドルフ・シェンカーとマティアス・ヤプスの鋭いリードギター、ハイトーンで少しだけざらついた声が渋いクラウス・マイネのボーカル。「ロック・ユー・ライク・ア・ハリケーン」は、ハードロックのカッコ良さを改めて認識させてくれた曲だと思います。

楽曲の基本情報

収録アルバム & リリース (Album & Release)

■ 収録アルバム: Love at First Sting(ラヴ・アット・ファースト・スティング)

■ リリース年度: 1984年

【クレジット】 (Credits)

  • 作詞: クラウス・マイネ(Klaus Meine) / ヘルマン・レアベル(Herman Rarebell)
  • 作曲: ルドルフ・シェンカー(Rudolf Schenker)
  • プロデューサー: ディーター・ディエルクス(Dieter Dierks)
  • アレンジャー: ディーター・ディエルクス(Dieter Dierks) / スコーピオンズ(Scorpions)
  • エンジニア: ディーター・ディエルクス(Dieter Dierks)

【パーソネル】 (Personnel)

  • クラウス・マイネ(Klaus Meine): リードボーカル、バックボーカル
  • ルドルフ・シェンカー(Rudolf Schenker): リズムギター、バックボーカル
  • マティアス・ヤプス(Matthias Jabs): リードギター
  • フランシス・ブッフホルツ(Francis Buchholz): ベース
  • ヘルマン・レアベル(Herman Rarebell): ドラムス

【シングルチャート】 (Single Charts)

  • 全米ビルボード・ホット100(Billboard Hot 100): 最高 25位
  • 全英シングルチャート(UK Singles Chart): 最高 78位

※Spotifyプレイヤーの再生ボタンを押すと試聴できます(ログインしていない場合は30秒のプレビューとなります)。音量はお使いの端末で調整してください。

▼ Scorpions - Rock You Like A Hurricane (Official Music Video)


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