ヒューマン・リーグ『愛の残り火』
The Human League『Don't You Want Me』
1981年に発表されて大ヒットしたヒューマン・リーグの「愛の残り火」は、無機質なシンセサイザーの音と人間味のある歌声の対比が印象的なシンセポップの傑作でした。
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米英のチャートで共に1位を獲得したヒューマン・リーグの大ヒット曲「愛の残り火」は、無機質なシンセサイザーと微妙にヘタな人間味のあるボーカルの対比が持ち味の曲でした。
これぞ電子音楽・シンセポップという音造りは、まさに80年代に流行った音楽の一面を表しているのですが、イントロや歌のメロディーそのものにポップ・ミュージックとしての魅力もあるのが面白いところです。
ジャケットにメイクをした姿で写っているフィリップ・オーキーの抑え気味のボーカルは、「僕を求めてないの?」と歌うサビの部分ではちゃんと切なさも感じさせてくれます。
スーザン・アン・サリーのボーカルは不安定だけど、これはこれで感情が表れているような気がします。素人っぽいと言えばそうなのですが、彼女が抜群に歌の上手い人だったらこの曲は成立しないんでしょうね。
歌詞の内容は上手く行かなくなった恋愛を男女双方の立場から歌ったもので、お互いの思いが噛み合わない様子を描いています。ハッピーな恋よりも、そうでない恋を歌った曲のほうがハートに刺さるのは昔も今も変わりません。
この曲を収めたアルバム『DARE』を初めて通して聴いてみたのですが、最後の「愛の残り火」に辿り着くまでにはかなり忍耐が必要でした。全曲ザ・シンセポップのアルバムが全英チャートで1位を獲得したのも、あの時代だったからこそだと思います。
楽曲の基本情報
収録アルバム & リリース (Album & Release)
■ 曲名: Don't You Want Me /邦題:愛の残り火
■ 収録アルバム: Dare /邦題:デアー
■ リリース年度: シングル:1981年11月(英国)/アルバム:1981年10月(英国)
■ レコード会社: Virgin Records(ヴァージン・レコード)
【クレジット】 (Credits)
- 作詞・作曲: フィリップ・オーキー(Philip Oakey)/ジョー・キャリス(Jo Callis)/フィリップ・エイドリアン・ライト(Philip Adrian Wright)
- プロデューサー: マーティン・ラシェント(Martin Rushent)
- アレンジャー: 不明
- エンジニア: マーティン・ラシェント(Martin Rushent)
- アシスタント・エンジニア: デイヴ・アレン(Dave Allen)
【パーソネル】 (Personnel)
- フィル・オーキー(Philip Oakey): リード・ボーカル
- スーザン・アン・サリー(Susan Ann Sulley): ボーカル
- ジョアン・キャサロール(Joanne Catherall): バック・ボーカル
- ジョー・キャリス(Jo Callis): シンセサイザー
- イアン・バーデン(Ian Burden): シンセサイザー
- フィリップ・エイドリアン・ライト(Philip Adrian Wright): シンセサイザー
- マーティン・ラシェント(Martin Rushent): プログラミング、エンジニアリング
- デイヴ・アレン(Dave Allen): アシスタント・エンジニアリング
【シングルチャート】 (Single Charts)
- 全米ビルボード・ホット100(Billboard Hot 100): 最高1位(1982年7月)
- 全英シングルチャート(Official Singles Chart): 最高1位(1981年12月)
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▼ The Human League - Don't You Want Me (Official Music Video)
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