REOスピードワゴン『キープ・オン・ラヴィング・ユー』
REO Speedwagon『Keep on Loving You』
REOスピードワゴンの「キープ・オン・ラヴィング・ユー」は、長年ライブ活動で実績を積み上げたものの、全米では無名だったバンドが放った起死回生の大ヒット曲です。
※このブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。ローカルヒーローを全米No.1に押し上げた元祖パワーバラードの名曲
社会人の1年目に会社の寮に泊まりに来た学生時代の友人が、棚にあったREOスピードワゴンの『禁じられた夜』を見つけて、“自分もこれ買った”と言ってくれたのが嬉しかったのを覚えています。
当時はパワーバラードという言葉なんて聞いたこともありませんでしたが、ヒットした「キープ・オン・ラヴィング・ユー」は軟弱な(?)バラードとは違って確かに力強さがありました。少し甲高くて甘い声のボーカルと、ディストーションが効いたパワーコードの組み合わせがこの曲の肝ですね。
ところがボーカルのケヴィン・クローニンが書いたこの曲に関して、ロック一筋だったバンド内では反発の声もあったそうです。それでも甘いメロディーにレスポールのハードな音を加えてなんとかリリースにこぎつけ、シングルは100万枚以上を売り上げて全米ナンバーワンヒットを記録します。
この曲を収録したアルバムは全米で1000万枚を超える売上を記録してバンドは大成功を収め、地元イリノイ州のローカルヒーローだったREOスピードワゴンは、結成から10年以上経って一気にブレイクしました。
しかしバンド内の主導権争いもあったらしくその後はパッとしませんでしたが、1曲だけでも全米ナンバーワンヒットを飛ばしたのなら、それはそれで凄いことだと思います。あのムード満点だけど何かありそうなレコードのジャケットは、彼らの勲章みたいなものなんでしょうね。
楽曲の基本情報
収録アルバム & リリース (Album & Release)
■ 収録アルバム: Hi Infidelity(禁じられた夜)
■ リリース年度: 1980年
【クレジット】 (Credits)
- 作詞・作曲: ケヴィン・クローニン(Kevin Cronin)
- プロデューサー: ケヴィン・クローニン(Kevin Cronin)、ゲイリー・リッチラス(Gary Richrath)、ケヴィン・ビーミッシュ(Kevin Beamish) / 共同プロデューサー:アラン・グラッツァー(Alan Gratzer)
- アレンジャー: ケヴィン・クローニン(Kevin Cronin)
- レコーディング・エンジニア: ケヴィン・ビーミッシュ(Kevin Beamish) / アシスタント:ジェフ・エクルズ(Jeff Eccles)、トム・カミングス(Tom Cummings)
- マスタリング・エンジニア: ケント・ダンカン(Kent Duncan)
【パーソネル】 (Personnel)
- ケヴィン・クローニン(Kevin Cronin): リードボーカル、ピアノ、アコースティックギター、バックボーカル
- ゲイリー・リッチラス(Gary Richrath): エレクトリックギター
- ニール・ドーティ(Neal Doughty): ハモンドオルガン
- ブルース・ホール(Bruce Hall): ベース
- アラン・グラッツァー(Alan Gratzer): ドラムス
- スティーヴ・フォーマン(Steve Forman): パーカッション
- ▽ゲスト・ミュージシャン
- リチャード・ペイジ(Richard Page): バックボーカル
- トム・ケリー(Tom Kelly): バックボーカル
【シングルチャート】 (Single Charts)
- 全米ビルボード・ホット100(Billboard Hot 100): 最高 1位
- 全英シングルチャート(UK Singles Chart): 最高 7位
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